気密性能をC値=0.3(c㎡/㎡)以下としています。
なぜ標準にしているかといえば、より健康に・より長持住宅に!
気密性が高いということは、温めた空気や冷やした空気が屋外に逃げにくいため、空調効率がよく、省エネルギーで空気を適温にすることができます。そのため、冷暖房にかかる電気代や燃料代を抑えることができます。
気密性が高い素材を用いて施工を行うことで、壁内の結露を発生しにくい構造にできるため、結露によって生じる断熱素材の劣化や腐食を防止し、断熱性能が低下しにくくなります。
気密性の高い住宅は、空調設備がない廊下、洗面所、トイレなどでも温度差を和らげてくれて、特に冬は、水回りなどは冷えやすいので、高齢者や持病がある場合は、暖かい居室から急に寒い場所に移動したときに起きる「ヒートショック現象」の危険性があります。できるだけ気密性を高めて、室内の気温差が少ない環境にしておくほうが安心できます。
大気中の花粉や汚染物質などの流入も抑え、空気の鮮度を維持することができますので、健康にも配慮した暮らしがしやすくなります。
機密性能をよくするには、材料の寸法誤差をなくし、接合部分を気密シートや気密テープなど隙間なく施工していくことが必要です。つまり、自社大工による心を込めた丁寧な施工でC値は低くなり、機密性能の高い住宅になります。